コンクール前のゆうち・・・ [レッスン]
ゆうちは、いつもいつもマイペースに練習を続けてきた。 相変わらずあきれるほど適当な練習・・・ でも、いつもよりましだったのは、毎日毎日練習を続けたところ。 今回はゆうちにしては、とても難しい曲だった。 コンクール1ヶ月前になると、ほかの練習曲やバイエルは練習を置いておいて、ハノンとソナチネだけに絞った。 コンクールまであと数日というときには、まだまだ仕上がったという出来ではなかった。
「自分の音を聞いてごらん? どんな汚い音で弾いてる? 音楽で一番最低なのは汚い音楽やで。 そんなの聞いてても楽しくもないよ! きれいな音が出てるかもっと自分の音を聞きながら練習しなさい。 最初から最後まで間違えなければいいって物じゃあないでしょ!!」 と注意をすると、コンクール前日までゆっくりのテンポで片手ずつ弾いていた。
えらいもので、5日もすればすこしずつ両手がきれいに聞こえてくる。 「えらいねぇ、ゆうち。 ちゃんとできてるじゃない!! ママがついてなくてもちゃんと練習できてるから上手になってきたよ! ただ、もっと前から言われてることなんだからもっとはやくからしておけばよかったね!」 とほめると、「どこがどんな風にえらかった!?」 と、相変わらずな調子乗りであった・・・
2006-10-16 01:04
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