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スランプ超えられず・・・ [レッスン]

私の知っている先生や、お母さんの中には、ある一定期間同じ曲を弾き続けると、曲が崩れてしまう。とか、ゆうちや私と同じように弾けなくなってしまうので、その手前で本番が訪れるようにする!と言う人もいる。

私もその方がいいのかなぁ・・・と思ったこともあったが、やっぱりそこを超えれば、全く違うと私は感じるので、そこを何度も何度も超えてもらいたい!!

私がついていた先生がよく言っていたのが、「3歳の子でも、弾くだけだったら弾くわよ!!」 それを最初に言われたのは、シューマンの「飛翔」。私はもともとピアノ科の人間ではないので、その話をピアノ科の子にしたら、怒っていたことを覚えているが、私はそう言われた時、「なるほど!」と思った。

完璧に弾けるなどといった意味ではなく、ただ教えられたこと、楽譜に書いてあることだけだったら何歳の子供でも弾こうと思えば弾けるのだ。

現実に、ゆうちも完璧でなくても、ドビュッシーの「レントより遅く」やショパンなどをメロディーをスラスラ弾いていく。「どうやるの?」と聞いてきた時に少しだけ教えることがあるが、ものの数分で何小節かは弾いていく。 子供ってすごいんだ! 

だから、私は出会った曲を少しでも自分のものにしてほしいな。と思う。ただ弾くだけだと、そっちの方が時間がもったいないように感じる。せっかく出会えた曲なのに・・・

結局ゆうちはスランプを乗り越えるか、乗り越えないか・・・微妙な感じ。もともと、私はこれがスランプなのかどうかもよくわからない。私は大抵こういった状況に陥るので、スランプというよりも、「弾けてきたなぁ・・・・」なんて風に考えている。だから、私にとってはとってもとっても前進!!なんだ。   ゆうちは、弾けるときと弾けないときの差がある。子供にとっては当たり前だろう。まして、ゆうちは大の練習嫌い!完璧に弾ける子達。コンクールに出てくる子供たちに比べれば、練習と言うより遊んでいる方が大半。そんなゆうちは、ムラが多い。

でも、それもこれもいい経験。 コンクールで負けるのもいい。勝つのもいい。ピアノが弾けなくて、練習していなかったことを怒られて、大泣きしているゆうちを見ていると、「大きくなったんだなぁ・・・」とほほえましくなってしまう

 


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スランプ・・・・ [レッスン]

「メヌエット」はすぐに弾けるようになって、「陽気な歌」も滞りなく弾けるようになっていたある日・・・・やっぱりやってきました!

私自身は、昔からずーっとあるのですが、ある程度曲が出来上がってくると、一度パタッと弾けなくなってしまいます。私だけのことかと思っていたら、遺伝かしら・・・・・?と思うくらい、予想通りに弾けなくなってしまった・・・・

弾けなくなるというのは、大抵今まで弾けていたパッセージが弾けなくなってしまう。16分音符がバタバタと崩れ始め、左右ばらばらになってしまったり、今までキチンと仕上がっていた曲が笑いが出てくるほど弾けなくなる

ゆうちはイライラ!!もうこうなると練習なんて面白くもなんともない!今まで「なぁんだ、簡単!!」なんて思っていたのだろう。 私は選曲する時に、こうなるだろうなぁ・・・と思っていたので、他の曲にしようかすごく迷ったのだが、「やっぱりいい経験になるかな」と思って選曲してみた きっと他の生徒だったら避けていたと思う。でも、いつかは経験しないといけないことだし、これを抜けると、もう面白いほどうまく弾けるのだから、コンクールと言う目標も大事かもしれないが、やっぱり勉強の1過程なのだから、色々経験してみてほしい!(親の欲目ですね^^)

で、ゆうちは1週間近くイライラしながら練習をし、それでも弾けないので、半ば半切れ 「もっと丁寧に練習してごらん。いつか絶対に弾けるようになるのだから、『できない』と思ったら何にもできないよ!」と言うと、「だってできへんもん!!」 まぁ、そりゃあそうでしょう・・・ そうそう簡単に弾けないわよ。

 


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曲の選曲 [レッスン]

曲は、課題曲を予選で2曲弾く。 数曲ある中から任意の一曲を選ぶ。どれにしよう・・・と悩みつつも、モーツァルトの「メヌエット」と、カバレフスキーの『陽気な歌」を弾かせることに決めた。

もちろん、未だスラスラと楽譜が読めないゆうち。なぁんとなく、勘で弾く傾向がある。でも、それもと~っても簡単な譜面のみ!! 基本的に音は数えられてもリズムが数えられないので、ほうっておくととんでもない曲に仕上がる

まずは、弾きやすい「メヌエット」から・・・・。一度私が弾いてみせる。次にゆうちが右手を歌いながら2小節弾いてみる。(とってもヤマハチック・・・)     あと2小節・・・と増やしていって、1フレーズ弾いたら今度は左手。片手ずつ1フレーズずつ弾けたら両手でゆっくりと弾いていく・・・。 これを永遠と繰り返して1曲を仕上げる。 1フレーズ弾いた後、前の1フレーズを意外と覚えているものだ。 だったら、初めから楽譜を読んだ方が早いよ!!と思うのは、大人だからだろう・・・・。 そんなこんなで、30分ほどで、とりあえずは弾けるようになる。初めの頃は、8小節程度の曲でも1時間近くかかっていたのに、子供が慣れるのははやい!!指がよく動くようになってきているんだなぁ。と思う。

これも日ごろの「ハノン様」のお陰だろう。2オクターブの上り下りを毎日毎日繰り返して弾いていれば、6歳のゆうちにとっては結構ハードかなぁ・・・とも思うが、ゆうちには「まだまだ足りないわよ!!」なぁんて、厳しく言ってみたりもする。

 


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またもやコンクール・・・・ [レッスン]

「コンクール」という響きによほどの快感を覚えているらしいゆうち・・・・。彼女のコンクール大好きは、私にはあまり理解ができない。

どうしてそんなにすきなの?と聞いてみると、「勝ちたい!!」と、目を輝かせる。「練習がしんどい事は、去年受けてわかってるやろ?それでもやりたいの?」「うん!!やりたい」 勝ちたい!だけで、子供は動くのだろうか・・・?

で、去年受けたコンクールは曲が難しいこともあったし、自分のレベルにあった曲を弾いて欲しい!と思う私は、曲数は多いが、一曲ずつのレベルがゆうちにぴったりかなぁ・・・と思うコンクールを選んだ。

ゆうちは、去年と同じコンクールを受けたかったようだが、「やっぱり難しい曲をただ弾くだけで、「指が動いた!楽譜どおりに鍵盤を抑えられた!!」と言うだけで、中身のない曲を弾いたって感動しないよ?聞いてて楽しくないわよ!!」というと、「そうかぁ・・・」といって、「じゃあ、こっちを受けてみる。きれいな音で弾けるほうがいいもんなぁ」と言っていた。 頭の片隅には『あまり練習しなくてよさそう!!』 という思惑がおそらくあったと思う。

 


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「バイエル」を弾いてみる [レッスン]

ゆうちは、今までまともにピアノに触れてこなかったので、楽譜は読めないし、何よりも教える方の私には、あまりやる気がない・・・

自分の子供を教えるのは、やっぱりどうも気が引ける・・・でも、お金もないし、ゆうちが他の先生に習う気がない以上やるしかないのかなぁ・・・なんて思いつつ、他の生徒の楽譜を買いにいった。

今のバイエルのかわいいこと!!私はバイエルを習ったことは無いけれど、私の兄弟が使っていたバイエルは、いわゆる「黄バイエル」。昔は「赤・黄バイエル」と他社のもの数点。しかも、かわいい!と言うものはほとんど無かった。というか、皆無だった気がする。

でも、今はディズニーなどのキャラクターものだったり、可愛いイルカや鯨の絵などが入った、表紙もかわいいけれど、中身もとってもかわいいものが沢山あった ゆうちは何曲かバイエルをさらった程度だったけれど、とってもその可愛い楽譜に目を奪われていた。無理も無いかなぁ・・・・とおもう。彼女が使っているのは、昭和50年代に私の兄弟が使っていた「黄バイエル」。沢山の書き込みもあるし、兄弟が小さい頃に「ド・レ・ミ」を所どころに書いているところもあって、とても読みにくくなってしまっている。

何も言わずに、ただジ~っと楽譜を見つめていた。かなり長い時間・・・で、私に「これって、ゆうちがもってるバイエルといっしょ?」と聞いてきた。「そうよ。」「へぇ・・・・かわいいねぇ・・・・」で、じ~っと眺めている・・・。

「欲しい?」と聞いてみると、目を輝かせて「うん!!買ってくれるの?!これ、やりたい!!」¥1.000程したと思う。旦那には「もったいない!!」と言われるのは良くわかっていたが、毎日1時間以上何とかピアノにかじりついているご褒美(!?)として、買ってあげることにした。

「黄バイエル」は、下巻だけれど、ゆうちが買ったバイエルは、上・中・下に分かれていて、中を買ってあげた。少し簡単に感じたことと、その可愛い本がよほどうれしかったのか、いつもはなかなか自分から新しい曲には挑戦しないゆうちも、喜んで新しい曲を弾き始めている。


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「ハノン」に苦戦・・・ [レッスン]

全訳ハノンピアノ教本  全音ピアノライブラリー

全訳ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー

  • 作者: ハノン, 全音楽譜出版社出版部
  • 出版社/メーカー: 全音楽譜出版社
  • 発売日: 2005/03/19
  • メディア: 楽譜

楽譜が読めないゆうち。彼女が「ハノン」を弾くと言うのはかなりしんどい事。    そこで、「子供のハノン」も考えたのだが、せっかく「ハノン」の楽譜は家にあるし、姉や兄や私もこの『ハノン」を使ってきたので、もったいないということもあり、かわいそうだがいきなり普通の「ハノン」を使うことにした。

「子供のハノン」であれば1オクターブで終わってしまうところをその倍弾くことになるので、しんどいかなぁ・・・と思い、無理そうだったら楽譜どおりでなくても1オクターブで終わらせればいいか・・・と思い弾かせると、以外にも最初から最後まで歯を食いしばって弾いている。『すばらしい!』

ただ、楽譜が読めないので、ひたすら指番号で弾かせてみる。最初の間は「わかれへ~ん!!」を連発していたが、徐々に慣れてきて、音も覚えてきたようで少しずつスラスラ弾いていた。


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エレクトーンが楽しい!! [レッスン]

当然のことだが、子供にとってクラシックのピアノ曲をひたすら弾くよりも、エレクトーンで知っている曲を弾くことは楽しいようだった!「難しい・・・あぁ~も~できへん」とわめきながらも、なんとか楽しそうに弾いている。で、わからないところやできないところは、飛ばして練習をする・・・聞こえてないとでも思ってるのかなぁ・・・・とおもいながら、「ゆうち、弾かれへん所も練習しぃや!!」と声をかけると、「・・・・・・」無言である・・・「聞こえてるんか!!」「・・・・・きこえてる・・・・」「ほんなら、返事くらいせぇ」練習しないことを怒る前に、当たり前の返事ということで怒られるゆうち。毎回、毎日練習以外のことで怒られることがおおいのだ。 私は、練習しても弾けないということについては、一切怒らない。ただ、(返事など)当たり前の事をしなかったり、練習をサボってできない。と言うことについては怒る。

練習とは関係のないところで多く怒られるゆうちであるが、『アンダー・ザ・シー』をレッスンで先生に聞いていただくのを目標になんとか2ヶ月ほどで弾ききった。

その後もエレクトーンをするのかなぁ?と思って本人に確認してみると、「ピアノもエレクトーンもたのしいけど、ピアノを弾きたい」ということで、またピアノの『ハノン』から、つらい練習をし始めた・・・


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次はエレクトーン [レッスン]

ピアノのコンクールが終わってから、結局数曲しか弾かずにゆうちはエレクトーンのコンクール募集の話を聞いた・・・

「やってみたい」新物好きのゆうちである。ピアノの曲すら満足に練習していないのに・・・とおもうが、ゆうちがやってみたのは、『コンクール』である。

弾けるんだったら出ればいいけど、エレクトーンだって満足にやったことないし、無理やろ・・・と言ってもあきらめられない様子・・・。ちょうどゆうちの誕生日の頃で、エレクトーンはあるけど、補助ペダルがない状態だった我が家のエレクトーンを練習していたゆうちがプレゼントに欲しがったものは「補助ペダル」だった・・・おもちゃを熱望していたのにもかかわらず、補助ペダルがいい!!と言い出したので、私も主人も困ったが、まぁそんなにほしいのなら・・・と言うことで、補助ペダルをプレゼントにもらう。

「何弾いたらいいの?」と聞いてきたが、確かにピアノほど堅苦しいクラシックを弾かなくてはいけないわけではないし、子供にとっては馴染みやすいものかもしれない。ただ、コンクールはいくらなんでも無理なので、一応それなりの曲をしようか、ということになり、ゆうちが選んだのは、大好きなディズニー。その中の『アンダー・ザ・シー』(7級)を弾くことにした。

またまた随分とハードルをあげて行く人である。初めて弾く曲がグレード7級ではどうも私個人としては、しっくりこない。でも、確かにもう少し簡単なものは弾きあがったときにやっぱり少し物足りないように聞こえるのも事実である。ゆうちが曲を選ぶときには、私がとりあえず何曲か弾いて彼女が気に入ったものを重点的に練習する。(もちろん、普通のときは私が与えた課題を弾く)

で、今回気に入ったのはこの曲だった。楽譜も読めないのに、ベースもやったこともないのに、やっぱりそれでも子供は早い!!たった2週間もすればゆっくりではあるが、何とか1曲を弾くのだった。


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コンクールが終わったら・・・ [レッスン]

やっぱりやっぱり、ゆうちは抜け殻じょうたいに・・・

やる気ないんかい!!どないすんねん!!!

ときいてみると、「やる~~~~!」  でも、『ハノン』はおもしろくないし、目標地点がないのがいまいちやる気を起こさせないのか、疲れているのか・・・どんな理由があるかは知らないが、全くやる気をおこさないゆうち・・・

「じゃあ、やめたらいいで! 別にやる気ないものをせなあかんことは何もないし、ピアノ弾けんだって生きていけるからな!!誰の迷惑になることでもないし、自分で決めたら?」

と聞いてみると「やりたいの!!!!」 「じゃあ、ちんたら言うてんとやらんかぁ!!!」

で、練習を再開し始めました・・・・。 ちなみに、言葉は汚いですが、普通の(チョットガラの悪い)大阪弁です・・・

「ハノン」と簡単な曲を弾き始めた頃、ゆうちの目にキラキラと映り込んでしまったもの・・・・それは、エレクトーンだった・・・


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いよいよコンクール! [レッスン]

「すみれ」を引き続けて、やっとコンクール先生も来て下さって、やぁっと本番になりました。

普通なら、両親はドキドキするものなのだと思います。旦那はやっぱり緊張していたみたいで、少し落ち着きがなかったですが、私はもう、楽しみで楽しみでわくわくしていました「受かる」という確立はかなり低かったのですが、それよりも、私は昔から自分が演奏の試験を受けるときでも、もう楽しみで仕方がなかったのです!

おそらく、「今日で終わるおわれる!!」という楽しみが先に来るようで、ゆうちにも「楽しみだねぇ!もうすぐだねぇ!やりたいようにやっておいで~」と送り出して聞いていました。

練習通り、緊張はしていたみたいだったけれど、楽しそうに弾いていました

結果は駄目でしたが、それでもまぁ初めて1曲を引き上げただけでもいいかなぁ・・・という感じで終われました!

でも、ゆうち本人は、満足してしまっていたので、「結果は落ちたんやから、努力せなあかんで!!」と釘をさし、「ハノン」などを勉強していくことにしました


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